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武田 伸荘; 瀧田 昭久; 大内 新一; 河北 孝司*
Topical Mtg.on Reactor Physics and Shielding, ,
高速実験炉「常陽」での炉外中性子線量及び中性子スペクトル測定は放射線防護及び放射線遮蔽の観点から重要な意味を持つ。今回、Mark-II炉心で出力50MW及び100MW運転時に炉上部ピット室、ピット室入り口ドア及び放射線モニター周辺等で測定した。使用した中性子検出器は線量計としてレムカウンターをスペクトロメーターとして、多組減速材型検出器を用いた。その結果、各測定点での中性子線量及びスペクトルが得られ、炉上部ピット室での平均中性子エネルギーは100KVe、中性子スペクトルは核分裂成分、少数回非弾性散乱成分、弾性散乱成分の三つの成分より形成されていることが明らかになった。また、計算結果との対比も明らかになった。更に、中性子線量はレムカウンタから得た値とスペクトルから算出した値が0.97程度で一致した。これらについて報告する。